メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ

ゲイのために建てられた老人ホームでサオリの父は最期を迎えようとしていた。
サオリは、突然現れた父の恋人という若い男に誘われるまま、多額の報酬目当てにその老人ホームで働き始める。

絵に描いたようなブチャイクなメイクの男子(?)がいっぱい。
刺青のおっちゃん+若ホモが思いっきり海水浴。
バニーガールになったりシスターになったりコスプレで大盛り上がり。
ラストは「サオリに会いたい、ピキピキピッキー☆」

・・・・ ものすごく不思議な世界に引き込まれます ・・・・。

私的に、今まで見てきた邦画の中で自分的に1番をつけられる。
忙しくて劇場に行けなかったのが悔やまれるほど。

マイノリティに対する差別や偏見を前面に出して展開していくストーリーだとゲンナリしてしまうが、ここに登場するゲイたちは、自分がマイノリティに属していることを悲観してる人はなく、愛情に溢れている。

俗に言う「普通」でないことは確かに生きづらいことだろうと思う。
普通ではないがゆえ、そこにはたくさんの愛があるのに、辿り着くべき最適な形が見つからない、そんなもどかしさと切なさが十分に伝わってくる。

欲望のままではただの節操なし、エゴを通せば周囲に馴染まず、そうやって世間の中で微妙に調整されて行く「普通」なんて、ひとそれぞれなのにね。

私的に言うと、ダンスホールで偶然会った支店長とか、あーいう類の人間がいちばんどうしようもない。(ほんとに糞おやじだったなっ:失敬)

そして、ダンスホールのナンバーは尾崎紀世彦、なんかかっこいい。


作品情報

題名 : メゾン・ド・ヒミコ
制作 : 2005年
監督 : 犬童一心
音楽 : 細野晴臣
出演 :   田中泯 西島秀俊


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