フラガール

舞台は昭和40年の福島県いわき市の常磐炭鉱。
好景気をもたらしてきた「黒いダイヤ」は時代の流れと共に石油に取って代わり、炭鉱の町は死活問題に直面していた。

そんなとき、地場の温泉を生かした常磐ハワイアンセンター(現スパリゾート・ハワイアンズ)を建設、本格的なフラダンスショーとハワイアンミュージックで観光業への生き残りを図るまでの炭鉱の人々を描いた実話です。

これを見たら、なぜ福島にハワイ?とか、ちょっともう、小馬鹿にしたりはできないんである。

炭鉱という土地柄、完全な男社会で、フラをストリップな腰振りダンスとか言ってしまうほど保守的な中で、夢を持ち続け、周囲の理解を勝ち取りながら少しずつ進んでいく少女たちがとても愛らしく、爽快だ。

これといった事件が起こるわけでもなく、ストーリは予想の範疇で平凡な感は否めませんが、人々の感情が直球で入ってくるというかなんと言うか、小細工なしに、素直に笑って、素直に泣ける、そんな映画です。

ストーリーがちょっとベタなのを、出演する個性的な俳優陣が払拭してくれている感じでしょうか。

終盤ソロでのフラの見せ場が出てくるのですが、相当な訓練を積んだと思われる蒼井さんに拍手を送りたい。
それと、松雪さんの着ている服とか髪型がすごく素敵なんだなぁ。

この40年もの間に、常磐の舞台に立ったフラガールは総勢 318人にもなるとのこと。
劇中の「平山まどか」こと、カレイナニ早川さんは、70歳を超えた現在もなお、フラガールの育成に励んでいらっしゃるそうです。

・・・・ ジェイク・シマブクロのウクレレが妙に気に入ってしまった、今日この頃 ・・・・。


作品情報

題名 : フラガール
制作 : 2006年
監督 : 李相日
脚本 : 李相日
音楽 : ジェイク・シマブクロ
出演 :  松雪泰子 豊川悦司 しずちゃん 岸部一徳


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